春祭り・神様に伝えること

2020年5月4日

当社の春祭りは、5月4日・5日です。今年はコロナ禍のため、諸行事中止・参列者無しで神事のみ行います。初日の祭典では春祭りの祝詞に加え、「コロナ禍早期終息祈願並びに医療従事者安全祈願」という祝詞を奏上いたします。

もし医療崩壊が起こったら・・・。想像してみてください。私たちの「命」の最後の砦。絶対に守らなければならないものの一つです。 感染リスクがとてつもなく高い現場で 、日夜ウイルスと向き合って、戦ってくれている方々に安全の祈りを捧げます。

祝詞は一般の方々にとっては、少々難しいものかもしれません。それは、神職が自身で作文するもので十人十色です。そこで、本日神様に伝える私が作成した「祝詞」の大まかな趣旨を記してみます。

到津八幡神社の神様方に申し上げます。この頃「コロナウイルス」という病が流行し、日本をはじめ世界中で猛威を振るい多くの方々が病にかかり、また命を落としています。医師や政府の方々が日夜力を尽くしてウイルスと戦ってくれています。しかし、なかなか終息できないでいます。そこで、神様のお力でウイルスを追いやって戴きたい。特に日夜医療に携わっている医療従事者の皆さんが絶対に感染しないように守っていただき、彼等（彼女等）が元気に治療に専念できますように導いてください。一日も早くこの事態が終息し、穏やかな日々の暮らしが戻ってきますようにお願い申し上げます。

4日15時から神事をいたします。＊お参りはできますが、殿内での参列はできませんのでご了承ください。