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棟上げ

2021年7月11日

神職が行う棟上げを「上棟祭」(じょうとうさい)と言います。近頃では殆ど行われなくなった神事です。神社によってやり方は異なります。

当社では、2階に祭壇を組みます。上棟祭の最大の見せ場である「上棟の儀」では、棟梁にカケヤ(大きな木槌)を持って天井の棟木まで登ってもらいます。神職は1.5m程の御幣を持って左右に振りながら「千歳棟〜」「万歳棟〜」「永永棟〜」と掛け声を掛けて、これに呼応して棟にいる棟梁が「おー」と掛け声を掛けて、カケヤで棟木を打ち込みます。

お祓いだけの略式で行う所もあるようですが、当社は、神事の中で、太鼓あり、笛ありでなかなか賑やかです。

ご近所の皆さんも集い、賑やかに餅まきを致しました。家を建てる予定のある方、上棟祭をしてみては如何ですか?


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